俺はあつもりを頼む 〜温め直しはゆるさない〜

このブログは、「3年後、自分のラーメン屋を開くとしたら」をテーマにラーメン屋をめぐり、味を評価しています。読んでくれたみなさんの参考になればと思います。

美学屋@東陽町 特脇塩らーめん

念願の『美学屋』に初訪問。
前回は営業時間の問題で程近い二郎系のラーメン麺徳に伺ったが、今回は遅めに出発して無事入れた。

特脇塩らーめん(1000円)、豚ご飯セット(250円)をオーダー。


麺は、細めのストレート麺。
貼り紙には、低かんすい、多加水麺と書いてあるとおりしなやかで、ツルツルと喉越しが良い麺だ。
博多麺の様な、プツプツちぎれる感じではなく、表面にハリがありプリプリとした食感のもの。
和風で上品なスープには、こちらの方が合っていると思った。


スープは、塩味の鶏と魚介のダブルスープ。
昆布、煮干しを中心とした魚介がやや前面にでており、ベースとなる鶏だしがボトムを支えるバランスである。
鶏、魚介の出汁が強く、見た目よりもコクがあるスープで、飲みごたえがあり美味しかった。
若干ではあるが、同系の他店と比較して煮干しの苦味が強い気がした。この点は、好みが分かれるところだろう。
何の加減か分からなかったが、重曹の様な香りも気になった。

具は、チャーシュー、ほうれん草、メンマ、味玉、海苔。

チャーシューは、バラ肉を使用しており、箸でちぎれてしまう位の柔らかさをしている。
スープを含み、ふんわりとジューシーな食感をしている。
肉の風味が強く、サッパリとしたスープには合っていない様な気もするが、邪魔するほどではなく、これぐらいのギャップがあった方が、バランスが取れているように感じた。


味玉は、固めのゼラチン状のもの。
黄身はゼラチン状ではあるのだが、箸で割ると、黄身が丸ごと外れてしまう。
澄んだスープを汚さない為の配慮だろうか。味付けは薄味で、全体では目立たない存在だった。


豚ご飯セットだが、ご飯に刻みチャーシューと胡麻、カエシがかかったシンプルなもの。
チャーシューの脂分が、鰻丼の様に、ご飯に合わさりよく合っていた。


トータルでは、塩バージョンの上等な支那そば。和食の懐石の様な整ったラーメンである。
どのパーツも洗練されており、美味しいのだが、ラーメンとしては、やや大人しすぎる様に感じる。
丁寧に作られたパーツに自信があるため、余計に手を加え過ぎない主義なのだろう。

ラーメンも、豚ご飯についても、美味しいパーツ同士をシンプルにあわせている。
そのため、不味くはないのだが、想像できる美味しさで面白みがない。

日本料理であれば、それでいいのだが、冒険の出来るラーメンである。
品が無くても、最上の美味しさを求める冒険心が感じられるラーメンの方が好みである。

とても上品でお金がかかっているのは分かるが、このボリュームで一杯1000円は高すぎると思う。

店側は塩らーめんを推している様子だが、醤油味も期待できそうである。
行く機会があれば、次回は醤油味を試してみたいと思う。


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美学屋ラーメン / 木場駅東陽町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

01/25(水)13時46分 |江東区コメント(0)トラックバック (0)

ラーメン麺徳@木場 肉入りラーメン

美学屋に行ったのだが開店まで時間があり、近くにある二郎インスパイア系の『麺徳』に行った。

肉入りラーメン(850円)を太麺、野菜増しでオーダー。丼が小さいため、野菜が麺の上に盛り上がっているだけで、物量としては他店より少なめである。


麺は、中太の平打ち麺。
二郎インスパイア系らしく、ゴワゴワとした固めの餅の様な食感をしている。


スープは、脂分が多めの豚骨醤油。
表面にギラギラと脂の層ができている。下の層は濃い色合いをしているのだが、混ぜることで薄まり醤油っぽさが足りなく感じた。

具は、オーソドックスに、モヤシ、キャベツ、チャーシュー。ニンニクは卓上に置かれており、お好みで入れるようだ。

チャーシューは肩ロース肉の煮豚で、味付けは感じなかった。柔らかさはあるのだが、カップ麺のレトルトのチャーシューの様に、肉汁がなく、豚肉の嫌な臭いが強い。味もしないため臭いが目立っている。
肉入りを頼まなければよかった。



モヤシ、キャベツは、丁度良いゆで加減で、シャキシャキ感が残っていて美味しい。

また、卓上の小瓶に入った辛味噌を加えることで、野菜の水っぽさを感じずに楽しめるのも良いと思う。






トータルでは、麺や野菜の盛りを見ると二郎インスパイア系ではあるのだが、二郎っぽさがないラーメン。恐らくスープの醤油の風味が異なるのが大きく影響しているのだと思う。そのため、とても脂っこく感じる。

具の豚肉の臭いもそうだが、卓上の刻み玉ねぎも、切ってから時間が経っているのか、玉ねぎの臭いが変質しており、しんなりしていて、独特の臭みがある。また、さらしていない為、辛味が強すぎるのが気になった。

麺は良いのに、スープや具材など細部が残念な一杯だった。
他店と別段よさが見当たらないため、行くことはないだろう。


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ラーメン 麺徳 東陽町店ラーメン / 木場駅東陽町駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.5

01/23(月)11時21分 |江東区コメント(0)トラックバック (0)

麺の心@登戸 トマト味噌ラーメン

登戸にある博多系をアレンジしたラーメン
を出す『麺の心』に行った。

未食のトマト味噌ラーメン大盛(980円)を固めでオーダー。


麺は、三河屋製麺の中細縮れ麺。
ドライな食感をしており、ムチムチした感触が味噌ラーメンに合っている。


スープは、赤みがかったトマト味噌スープ。

豚骨をベースにしており、やや粘度が高く、トロリとしている。
白味噌系の香りと甘みがあり、余韻としてトマトの風味がする。トマト味噌の長所としては、通常の味噌と異なり、トマトの酸味が効いていて、後口がアッサリとしていること。食べた後も口の中は爽やかなトマトの風味が残る。

具は、味噌ラーメンと同じ、モヤシ、ネギ、コーン、チャーシュー。

チャーシューは、バラ肉の煮豚を使用しているのだが、硬くブチブチして食感があまり良くない。また、脂の臭いが強く、臭みになっている。以前食べた時には、炙ってあったため気にならなかったが美味しくない。


モヤシは、生に近くシャキシャキしており、風味がトマトの風味と合っていた。

トータルでは、イロモノと言うだけで、普通の味噌の方が美味しい。
スープはなかなか良かったのだが、スープをいじっているだけで、具に工夫がなくつまらなかった。スープも、トマトの風味を付け足しただけで、もう一ひねりほしい所だ。
また、スープがサッパリした代わりに、麺とスープの絡みが悪く感じた。味噌の塩分を増やした方が良い。

未食と言うことでオーダーしてみたが、一回で十分な味だった。これからは普通の味噌をオーダーしようと思う。


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麺の心(ラーメン/登戸駅)

評価★★☆☆☆ 2.5


01/22(日)12時37分 |川崎市多摩区コメント(0)トラックバック (0)

イレブンフーズ@新馬場 大盛チャシウメン

雪が降っていたが、昼ご飯にジロリアンと『イレブンフーズ』に行った。
店内入るなり『いらっしゃいませ』とも言われない無愛想な店である。会計もセルフ会計と言うか、台の上にお金を置き、お釣りを自分で取る、その際一切言葉は無かった。

ライスも欲しかったが無かったため、大盛チャシウメン(1150円)をオーダー。
有名店とは言え、1000円越えするメニューはいただけない。


麺は、中細の平打ち麺。
木箱には家系でよく見かける酒井製麺のプリントがあった。
見た目は家系っぽい麺なのだが、家系よりも平たく、コシが少し弱く歯応えが物足りない。


スープは、比較的澄んだ豚骨魚介スープ。
動物系のコクはあるのだが、通常の豚骨魚介と異なり豚骨の主張は控えめで、代わりに大量の背脂の味がする。
豚骨よりも、昆布、鰹などの魚介系の味の方が表に出ている。
一口目殆ど味がなくお湯の様なスープだったが、食べ進むにつれてスープの味が口に拡がる。
昔ながらの醤油ラーメンのスープに、動物系の脂分を加えた様な味である。
そのため、魚介のダシと、具のワカメの風味がアッサリと余韻を残している。

具は、チャーシュー、キクラゲ、ワカメ、海苔、タマネギ。

チャーシューは、バラ肉を使用しており、1センチ位の厚みで切ってあり食べ応えがある。とても柔らかく、噛むと肉汁が溢れて美味しい。


キクラゲは、丸ごと入っており、見た目がグロテスク。
食感は良いのだが、味付けがなく美味しくない。スープに風味が出ているわけでも無いので不要だと思う。


タマネギは、サイの目位のサイズにザク切りされており、シャキシャキした食感と、強い風味がボンヤリとしたスープを引き締めている。

トータルでは、美味しくもないが不味くないラーメン。

それぞれの要素が矛盾してバラバラに感じるのに、食べていくにつれて、まとまっている様にも感じる違和感のある一杯だった。
アッサリとした中華スープに、ギットリとした背脂であったり、コッテリしているのに薄味であったり、ゴツイ切り方したチャーシューなのに、すごく薄味など、想像している味に肩透かしを食らう。
明らかに巷で食べるラーメンの方が味が整っており美味しいのに、不思議と不味くない。

そういった矛盾点をつなげているのは、意外にザク切りタマネギで、生タマネギの強い香りと、ほろ苦い甘みが矛盾だらけのスープに一本軸を通している。

この店は、濃度のある豚骨を使用しておらず、更に薄味のため、味がぼやけてお湯の様に感じる瞬間がある。
スープ単品で食べると旨味はあるのだが、キクラゲやワカメの水分により、より薄く感じるのだろう。

更に単独では美味しいチャーシューではあるのだが、スープと同じレベルの薄味で、ただただ脂っぽさを感じるだけである。タマネギの量を増やしてバランスをとるのもいいが、これ以上増やすとタマネギ臭くなってしまうため、チャーシューかスープのどちらかを濃い味付けにした方が美味しいと思う。

テーブルの調味料には、ニンニク、唐辛子、酢、胡椒が置いてあったが、必要なのは胡椒、唐辛子のみである。
ニンニク、酢はスープを支配してしまい美味さを無くすと思う。代わりに、生姜とカエシを置いてもらいたい。

この店のラーメンは、賛否が分かれるだろう。
不味くはないのだが、わざわざ足を運んで食べる程では無い様に感じた。


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イレブンフーズラーメン / 新馬場駅天王洲アイル駅北品川駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.0


01/20(金)13時05分 |品川区コメント(2)トラックバック (0)

遠藤門@宿河原 ネギ味噌ラーメン

昼ご飯に、宿河原の遠藤門に行った。
以前は週に1回のペースで通っていたが、最近は他店で食べる機会が増えたり、味が落ちたりと年数回しか行かなくなった店。

いつもの、ネギ味噌ラーメン(850円)、味玉(100円)を固め、濃いめでオーダー。
↓またまた、ピンボケしてしまった…、今年は調子が悪い


麺は、四角い断面をした中太のストレート麺。
固めでオーダーしても柔らかい、モッチリした麺を使用している。
つけ麺を食べ歩いていると、歯応えが足りなく感じるが、粘度のある味噌味等のスープには絡めとるような形で良く絡んで、ピッタリだと思う。

スープは、背脂の載った豚骨味噌スープ。
麹の香りが効いており味噌の風味が際立っている。ランチタイムに来ると豚骨が薄い気がしていたが、今回は濃度もあり、味噌と豚骨の風味、背脂の風味が合わさり、重厚感があって、とても美味しかった。
薄いと感じていた時期は何だったんだろうと思わせる絶妙のバランスだ。
あまりの出来の良さに、いつの間にかスープを飲み干してしまった。

具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、味玉、海苔。

チャーシューは、普通のチャーシューと、刻みチャーシューが載っている。
通常のチャーシューは、小ぶりであるが、柔らかく、やや濃い味付で美味しい。
刻みチャーシューは、ざっくりとさいの目位に切られており、肉の歯応えがあり、存在感があって良い。

ネギは、笹切りされており、カエシと和えてある、お気に入りのトッピングである。
生で、大きめに切られているので、シャキシャキした食感が良い。若干ネギの苦味がするのだが、ネギ好きとしてはこれぐらい風味が強いほうが満足できると思う。強い風味が苦手な人は控えた方がいいと思う。

味玉は、以前は割ると液体の黄身が溶け出す柔らかいものだったが、ゼラチンまでいかないものの半熟でモッチリとしたものに変わっており、俄然美味しくなっていた。

トータルでは、家系を味噌味にした様な、濃厚味噌ラーメンである。
スープに十分な濃度があり、ネギの風味がきいて味にしまりがある。どのパーツも濃い味付なので、ご飯がよく進む。
中華鍋で焼かないタイプの中で、一番好きな味である。最近、不満だったところが、どんどん良くなって、理想の味噌ラーメン像に近づいていっているように感じる。

最後に残っているのが、スープの温度。
ネギやら、味玉をトッピングしたため、ややぬるく、提供された状態でもゴクゴク飲めてしまう。熱々の油をかけるなど、温度低下に工夫をしてもらいたい。

しばらく行っていなかったが、すごく良くなっていた。この冬は、頻度を増やし通ってみたいと思う。


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01/15(日)13時24分 |川崎市多摩区コメント(0)トラックバック (0)
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